ABOUT HEROUT

HEROUT(エルー)はフランス・ノルマンディー、コタンタン半島の中央部の地、オヴェールにて、1946 年より最高級の BIO シードルを生産してきた先駆的存在です。 シードル生産に関わって3代目のマリーアニエス・エルーが中心となり、 自社農園にて有機農法により育てたコタンタン地域特有品種のりんごを材料に、野生酵母のみ、非殺菌、炭酸ガス無添加、瓶内二次発酵の「古来製法」により、 1 本ずつ丁寧に手作業で製造しています。 【環境】 自然豊かで美しいノルマンディの中でも湿地帯で有名な自然公園があり、エコツーリズムも盛んな。比較的温暖な海洋性気候のコトンタン半島では、11世紀よりリンゴの栽培が奨励されてきました。13世紀には既に優れたシードルの産地として文献に挙がっています。 【栽培】 10ヘクタールに広がる自社農園は、高木作り(30%)と低木作り(70%)で構成されています。この地方、伝統のボカージュと呼ばれる生け垣で区画を囲み海洋性の強風からりんごの木を守ると同時に、この生垣はビオトープの役目も果たしています。平均樹齢は区画ごとに異なり、10年から65年の古木まであります。地域固有種のルージュ・ド・カントピーを含む25品種以上を栽培しています。農地には下草を育成し微生物を生かした豊かな土壌作りを行っています。また蜂の巣箱を置いて、自然の循環を大切に栽培しています。創業当初から有機栽培をしていましたが、1970年になって正式に認定されました。 【土壌】 農園は頁岩と砂岩の堆積物とプライマリー紀の花崗岩から成るアルモリカ山塊に位置します。 表層は比較的深い泥土層があって、非常に水はけがよく、砂や砂岩はあまり含まれません。 【品種】 果樹園には25種類以上の品種が植えられています。 平均樹齢は区画ごとに異なり、10年から65年以上まで様々です。 8割以上がコタンタン地域特有品種で構成されています。 「プティ・アメール」「トロー」「カルティニー」「ルージュ・ド・カントピー」「ビネ・ルージュ」などがあります。その多くは苦味種と甘苦味種で、ポリフェノールを豊富に含んでいます。 味わいにしっかりと骨格を与え、特徴的な僅かな苦味を与えます。 【醸造】 果実破砕後の果肉成分(マール)を取り出した後のキュヴェゾン(マセラシオン=醸し)という工程を経て自然化合物の発生が起こり、圧搾の前に自然の発酵を進めます。果汁は3日から5日静置して、自然な清澄作用を促します。清澄された果汁は4から7か月(その年によって異なる)タンク内で二次アルコール発酵を行った後、最短でも2か月の瓶内三次発酵にて自然の気泡を発生させます。長時間かけてゆっくりと泡を溶け込ませることにより、きめ細やかな上品な泡に仕上がります。 【原産地呼称AOC/AOP】 2016年にコタンタンの高級シードルが、フランスの原産地呼称に登録され、続いてヨーロッパ基準のAOPにも登録されました。 マリーアニエス・エルーはこの認定を得るまで、コタンタンの生産者組合の中心として16年間に渡り働きかけをしてきました。この功績が認められ、国家功労勲章「レジオン・ドヌール」を拝受いたしました。 コタンタンAOC/AOPのシードルは、厳しい基準にしたがった栽培、生産工程を経て、フランス最高峰シードルのひとつとして認められています。 【プロも認める味わい】 エルー (HEROUT) のシードルは世界のシードルコンクールで何度も受賞しており、先にフランスで行われた第 12 回コタンタン AOP シードルコンクールでは2種のシードルが金賞、銀賞を受賞。 さらに、フランスの有名料理誌で、今飲むべきシードルとして紹介され、パリのガストロノミーレストランでも選ばれています。 日本国内では、老舗フランス洋菓子店ル・ポミエのオーナーシェフ、フレデリック・マドレーヌ氏やフランス大使公邸料理長、セバスチャン・マルタン氏などからも高評価を頂いている、お墨付きの本格的な味わい。 また、ガルニエ宮の側にある5つ星宮殿ホテル「パークハイアット・パリ・ヴァンドーム」やパリ最古のティーサロン「ラデュレ」などでも選ばれております。 自然発酵由来の繊細な泡と、芳醇なアロマ、テロワールを感じる深いコク、複雑な味わい、「フレンチシードルのクラシック」というべきエルーのシードルをぜひご賞味ください。 アペロ(乾杯)のドリンクとして、食事に合わせて、デザートやスイーツに合わせてと様々なシーンで、大地と自然を感じる贅沢な味わいをお楽しみいただけるでしょう。